海外では価値あり

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海外旅行をしたことのある方で、現地で日本の自動車が走行しているのを見たことがあるという人はいませんか?東南アジアやオーストラリア、カナダ、ヨーロッパの方面では日本の自動車が走行していることも決して珍しい話ではありません。しかもかなりのぼろぼろの、国内ではまずみられないように壊れかけているような自動車が走行していることもあります。なぜこのような現象が起きているかというと、日本と海外の自動車に関する考え方の違いが関係しています。日本の場合、倉庫距離10万㎞を超えてくると買い替えをするのが一般的です。新車で購入しても10年も経過すれば、中古車としての価値はゼロになってしまうといわれているくらいです。
ところが海外では、乗れるところまで自動車は乗るという発想があります。しかも日本で生産された自動車というのは、海外で評価される傾向があります。日本がご存知のように多湿の気候です。特に梅雨の時期から夏場にかけては、じめじめした状態が続きます。自動車も機械の一種なので、湿度の高い所ではどうしても故障するリスクが高まります。そのような環境の中で長年使われ続けてきた日本の自動車は無条件で海外では高く評価される傾向があるのです。日本では最初は3年、次からは2年に1回きちんと車検を受けないといけないことになっています。しかし海外ではこのような厳密な車検制度の確立されていない国もあります。そこで日本車というのは、イコール安全な自動車であるということで多少問題のある自動車でも買取してくれるケースが多いのです。
皆さんからしてみると故障車でもはや買取してくれる所がないというような自動車でも、海外に輸出するルートを持っている業者であれば、買取してくれる可能性もあるわけです。ですから、故障車で廃車処分をしてしまおうかと思っている人は、少し考え直してみてください。故障車を取り扱っている所であれば、多少の買取価格が付く可能性も十分にあるからです。

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