故障車の修理

2006 Honda Accord Sedan EX-L (V6 with 6-speed manual transmission)

故障車の買取をお願いするときに、修理をしておいた方がいいのではないかと思っている人も中にはいるかもしれません。確かに故障して自動車の走行に支障をきたしているということになれば、査定額はどうしても下がってしまいます。しかしもし査定額を少しでもアップさせるために故障車の修理をしようと思っているのであれば、やめた方がいいでしょう。故障車がマイナス査定になってしまうのはなぜかというと、具体的に修理するための費用や人件費分がマイナスになるのです。
もし皆さんが個別に修理工場に持っていって、修理の依頼を出したとします。この場合、先ほど紹介した修理のためにかかる費用と人件費、そして修理工場の利益分が料金として請求されます。つまりこの修理工場が利益を上げる分として組み込まれた費用分だけ損をしてしまうことになるわけです。また故障車買取業者では、例えば部品の交換が必要な時に部品の調達をします。この調達にかかる費用をかなり安く抑えることもできるわけです。業界の関係者のネットワークを利用すれば、通常よりも安い価格で購入することも可能なわけです。このため、故障車を修理して高額査定を出すという方法は、そもそも間違っていると思ってください。もちろん、故障といってもメカニックの経験があって、自分で対処できるのであれば修理をすることで査定額をアップするメリットがあるかもしれません。
しかし素人が無理に自分で修理しようとすると、ロクな結果にならないと思ってください。余計に状況が悪化してしまって、査定額がさらにマイナスになってしまう可能性も出てきてしまいます。故障車の買取を希望する場合には、いくつかの業者で査定を受けてみましょう。業者によって、査定額は変わってきます。中には数万円も査定額にばらつきがみられることもあります。修理費用をねん出するよりは少しでも高い査定額で評価してくれる所はどこかということに重点を置くべきです。

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